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市役所職員はつらい?4つの理由を元職員の私が徹底解説します

転職を迷っている方へ

※この記事にはプロモーションが含まれます。

「市役所勤務って実際どうなの?」

「市役所で働いているけどつらいと感じてしまう…」

そんな疑問や悩みを抱えていませんか?

  • 定時上がり
  • 仕事が楽
  • 安定していて数字にも追われない

そんなイメージを持たれることが多い市役所職員ですが、実際働いてみるとつらいと感じる瞬間も多くあります。

この記事では、市役所に5年間勤務し、今も月イチで市役所時代の仲間と会っている私だからこそ伝えられる市役所職員のリアルな情報をお届けします。

市役所職員を目指しているけれど不安がある人、現在市役所職員でつらいと感じている人に役に立つ内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

この記事を書いた人
peco

20代で地方公務員からコンサルに転職。自分の経験に基づき、公務員から民間へ転職する方に向けた情報を発信します!

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市役所職員がつらいと言われる理由4選

市役所勤務がつらいと言われるのはなぜでしょうか?

実際に私が働いてみて感じたこと、元同僚の声をもとに4点あげていますので参考にしてください。

窓口や電話で理不尽なクレームを受けることが多い

イメージが付く方も多いかもしれませんが、市役所の窓口業務や電話応対では様々な市民の方を対応するため、理不尽なクレームを受ける場面も少なくありません。

中には公務員のことをよく思っていない人も一定数おり、感情のはけ口のようになってしまったり何でも屋のような役割を求められることもあります。

私も5年間働いている中で何度も経験しましたが、高圧的な態度で長時間叱責されたり、明らかに不当な要求をされると身も心も疲弊するものです。

また、ライフスタイルの変化とともに市民のニーズも多様化しています。
今までは役所で対応できていたことも現在は対応が厳しくなっている部分もあり、市民の方の要望に応えることは年々難しくなってきているでしょう。

頻繁な部署異動がある

市役所では大体2~4年ごとに部署異動があるため、ある部署に配属されて数年経ち、仕事に慣れてきたところで全く違う部署に移るというのを繰り返すことになります。

数年おきに仕事を覚えなおす、ということを繰り返すのは身体的にも精神的にも負担がかかるものです。

加えて「市役所の部署異動は民間企業の転職くらい変わる」といわれるほど、部署によって全く異なる業務を行っているので、本当にいちから学んでいかなければなりません。

実際に私も、部署異動により全く違う性質の部署に異動になり戸惑うことがありました。
同じ市役所内であっても部署によって立場や仕事の進め方が異なるため、前の部署で行っていたとおり仕事をこなすと指導が入る、ということが何度もありました。
時間とともに新たな部署のやり方が身についていくものではありますが、慣れるまではつらく感じる人も多いでしょう。

また、部署によっては立ち仕事が多かったり覚えなければならないことが多かったりして、ある程度ベテランの年齢になってから異動すると体力的に厳しいという声もよく聞きました。

人間関係が固定化し、オンとオフのメリハリがつきづらい

市役所は民間企業や国家公務員ほど人間関係が広がらず、決められた人員の中で回していくことになります。

特に私が働いていた市役所はあまり大きくなかったため、「全員が全員と顔見知り」といっても過言ではない環境でした。
そのため人間関係が濃く、温かみがある一方で窮屈さも感じていました。

また、自分が生まれ育った地元で就職する人も多く、職場に元々の知り合い(近所の人や学生時代の同級生・先輩後輩など)が結構な確率でいます。
それに加え住んでいる場所も近いため、休日に職場の人と会うこともあります。

そのような閉鎖的な環境のため、一般的な民間企業に比べ仕事とプライベートのメリハリがつきづらいです。

仕事のやりがいがない

市役所の仕事はルーティーンワークのものも多く、やりがいがないと感じてしまうこともあります。

また、組織の特性上本質的なことよりも体裁を整えることやマニュアル通りの業務を重視する傾向があります。
加えて年功序列のため、若手が意見してもなかなか反映されないという特徴もあります。

私が働いていた市役所でも、正直意味がないと思われることにかなりの時間を割いたり、実体とは合っていなくても「従来のとおり」のやり方にこだわることがありました。

世の中の変化に合わせ市役所も変わっていかないといけないのですが、なかなか変えていくのが難しい雰囲気があります。

そのような環境で仕事を続けていると、「自分がやっていることは誰かのためになっているのか?」という疑問が浮かび、やりがいを見出せなくなってしまうこともあるでしょう。

私が市役所職員だった時の心構え

ここまで市役所職員がつらいと感じることを紹介してきました。

私が市役所職員だった時、つらいと思う状況をどのようにして過ごしていたか心構えを紹介します。

今困っている人・悩んでいる人の参考になれば嬉しいです!

クレーム対応も仕事の一つと割り切る

市役所で働いているとクレーム対応からは逃れることができません。仕事とはいえ職員も人間のため、高圧的な態度を長時間取られたり理不尽なことで叱責されるのは良い気分ではないですよね。

市民の方の意見に耳を傾けるのはもちろん大切ですが、一つ一つの意見を真に受けすぎてしまうと業務が滞ってしまいますし自分自身が苦しくなってしまうこともあります。

意見や要望はきちんと真摯に対応しつつ、あまり自分で思いつめすぎないよう「これもあくまで仕事の一つ」と割り切ることも大切です。

柔軟な思考を持つ

市役所は年功序列であり、上司の決裁を受けて業務を進めていきます。
自分で「このようにしたい」と思っても、若手のうちはなかなか意見が通らないのが実態です…

そのため、自分の思ったとおりに物事が進まなくても「このような考え方もあるんだな」、「このような進め方も良いのかもしれない」といったように柔軟な思考を持つようにしていました。
様々な考えを受け入れられるようになると新たな発見があったり、より多くの選択肢の中から自分が最適だと思うものを見つけることができるようになるなど、結果自分の成長に繋がりました

また、部署異動でも自分の希望が通ることは稀です。希望の部署に行けたらラッキー☆くらいの心持ちでいるようにしましょう。

職場以外の居場所を作る

職場以外のコミュニティに所属したり、人間関係を広げることも大切です。

私は意識的に学生時代の友人や趣味の友人と会うようにしていました。そうすることで民間企業の話やほかの自治体の話も聞け視野が広がります。

また、会社によって仕事の進め方、考え方は本当に様々で「現在の職場の常識=世の中の常識」ではないことに気が付けて心が軽くなります。

私も市役所から民間企業に転職しましたが、民間企業に働いている友人と定期的に会っていたことで視野が広がったことも理由のひとつです。

市役所職員に向いている人の特徴3選

それではどんな人が市役所職員に向いているのでしょうか?

ここから先は市役所職員が向いていると思われる人の特徴を3点紹介します。

安定や福利厚生を求める人

市役所職員は公務員のため、はやり安定性は抜群です。
リストラは基本的にありませんし、定年まで安定した収入を得ることができます。

また、各種休暇制度も整っています。産休・育休も安心して取得することができますし、必要に応じて病休や介護休暇も取得することができます。
休日のレジャーや日常生活においても公務員の優待サービスも受けられることがあるので、お得に過ごすことができます。

私が転職活動をしていた時には、やはり「公務員レベルで福利厚生が整っている会社は少ない」ということをひしひしと感じました。

こういった安定性や福利厚生面に重点を置く人は、市役所職員が良いかもしれません。

地元志向が強い人

市役所は基本的に転居を伴う転勤がないので

  • 慣れた場所で長く働き続けられる
  • ライフプランを立てやすい

といったメリットがあります。

私は転職活動をした時に転職先の条件の一つが「(転居を伴う)転勤がないこと」でした。

しかし、公務員と同レベルの福利厚生が整っている会社を求めると、転勤がある会社であることが多かったです。

そのため、一つの地域で長く働き続けたいという人には市役所職員がおすすめです。

仕事は仕事と割り切れる人

市役所の仕事は市民の生活に関すること多岐にわたります。
様々な市民の方の対応をし、幅広い業務をこなす必要があります。

部署によっては朝早くから夜遅くまで働いたり、毎日のように難しい対応を求められることもあります。
災害が発生すると夜間や休日でも仕事へ向かわないといけません。

どの仕事でもつらい瞬間はあるかと思いますが、市役所の業務は自分自身の生活に近い部分があるため悩み始めるとオンとオフの切り替えが難しくなります。

もちろん心から楽しめればそれが一番なのですが、時には「これは仕事だ」と割り切れる人は市役所職員に向いているでしょう。

市役所がつらい場合は転職もアリ

ここまで色々書いてきましたが、今市役所で働いていて「やっぱりどうしてもつらい」という人は転職も視野に入れるとよいかもしれません。

公務員から民間に転職する人は増えている

私もですが、公務員から民間企業に転職する人は年々増えており、「市役所に受かったから定年まで働きつづける」という時代ではなくなってきています。

実際に私が働いていた市役所でも、若手や中堅を中心に転職する人が続いています。
中には市役所職員から起業した人もいますので、色々な選択肢があることを頭に入れておくと気持ちが楽になるかもしれません。

「つらくても辞めない(辞められない)」と思いすぎると必要以上に自分を追い込んでしまうこともあるので、気を付けましょう。

民間も働き方改革が行われているので働きやすい

転職する人が増えているとは言っても、民間企業に転職するのは怖い…と感じている人もいるのではないでしょうか?

私も転職活動をしているときに「自分は民間企業でやっていけるのか…」と不安になったことがありますが、実際に転職してみて感じたことは「働きやすい!」ということです。

もちろん会社や部署によりますが、近年の働き方改革でリモートワークができたりフレックスタイム制度を導入していたりと、自分の予定や都合に合わせて働けると感じています。

転職するなら「転職エージェント」の利用がおすすめ!

民間企業のことを何も知らなかった私は、「転職エージェント」を利用して転職しました。

転職エージェントに登録すると、転職市場に精通したキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。

転職の目的や希望の職種などをヒアリングして自分に合ったサポートをしてもらえるため、とても心強く未経験転職をした私でも納得のいく転職ができました。

転職を考えている人はぜひ利用してみてください。

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まとめ

世間からは「安定している」、「楽そう」と思われがちな公務員ですが、実際に働いてみるとつらいと感じることは多くあります。

自分の心がけ次第で改善できることもありますが、どうしてもつらい、合わないと感じている場合は転職も選択肢の一つです。

私を含め、公務員から民間企業に転職する人も増えていますのでよく考えて後悔のない選択をしましょう。

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