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「転職したいけど自己PRって何を書けばよいの?」
「公務員でアピールできる強みってあるのだろうか?」
「今あるスキルが民間企業に行っても使えるの?」
今回はそんな不安を抱えているあなたへ、公務員からコンサルティングファームに転職した私が公務員だからこそアピールできる強みを紹介します。
私が転職活動の際に実際に使った自己PRも紹介しながら解説していきますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
公務員だからこそアピールできる強み5選

早速ですが、公務員にはどんな強みがあるでしょうか?
転職活動でアピールできる強みがあるか不安になっている方もいるかもしれませんが、公務員だからこそ習得できることもたくさんありますので安心してください。
今回は転職時にアピールできる強み5選をひとつずつ解説していきます。
勤勉性
「公務員=公務員試験を突破した」ということになり、勤勉性をアピールすることができます。
民間企業に転職してからも日々の業務で新しいことを覚えたり資格を取得するなど、学び続ける必要があります。
そのような中で「勉強の仕方」を知っていることは強みになります。
私も転職後に業務に関する検定を2つほど受けましましたが、「検定に向けての勉強方法を知っている」ことで受検するハードルも高くなかったように感じています。
協調性
公務員は様々な用件を抱えている市民の話に耳を傾けたり、他の部署と連携して業務を行う機会が多くあります。
また、異動も頻繁にあり毎年違うメンバーで仕事を行うため、初めて会った人と協力しながら仕事を進めていく必要があります。
そのような環境下で働いている公務員は、協調性が自然と身についています。
転職後も組織の一員として働いていく以上は自分一人で完結する仕事はほぼないため、周りの人と協力しながら業務を進めていける協調性は必要なスキルになります。
適応力
公務員の場合、大体2~4年ごとに部署異動があるため、ある部署に配属されて数年経ち、仕事に慣れてきたところで違う部署に異動ということを繰り返しています。
さらに研修期間のようなものもなく、引継ぎも十分に行われない中で異動初日から業務をこなしています。
転職の場合も、新卒採用とは異なり研修期間がない場合が多いです。
そのようなときに「周りを見て吸収しながら業務をこなす」という公務員時代に養った適応力が役に立ちます。
ストレス耐性
公務員の仕事は住民からのクレームや閉鎖的な人間関係、長時間労働等、ストレスのかかる場面が多いと思います。
メンタル疾患者が増えている今、ストレス耐性がある人材を採用したいと考えている企業は多いです。
特にや世間の批判を浴びやすいことは民間企業の人でもイメージしやすいため、厳しい環境の中で過ごしてきた公務員のストレス耐性を評価してもらえる可能性が高いです。
論理的に説明する力
公務員は日頃から、制度を全く知らない住民が理解できるよう分かりやすく簡潔に説明を行っています。
また、上司や他部署に対しても、相手が納得できるような論理的な説明を求められる場面が多いです。
私も転職後に上司から「業務を知らない人へ対する説明が上手だ」と言ってもらったことがあります。
情報を正しく簡潔に伝える力はどの業界・職種でも必要なスキルのため、民間企業に転職後もおおいに生かすことができます。
公務員から民間への転職で自己PRが大切な理由

自己PRは転職市場において重要視される項目の一つですが、公務員から民間への転職の場合は特にその傾向があります。
それでは公務員から民間の転職の場合はなぜ自己PRが重要視されるのか、理由を見ていきましょう。
公務員から民間への転職は珍しく採用担当者が興味を持ちやすい
公務員から民間への転職者は転職者全体の割合でみると珍しく、
また公務員は退職まで同じ職場で働き続ける(離職率が低い)というイメージがあるため、
「なぜこの人は民間企業に転職しようとしたのだろう」と採用担当者の興味を引きやすいです。
実際に私が転職活動を行っていた時も、
- どうしてわざわざ民間企業へ転職しようと思ったのか
- 親や周囲の人から反対されなかったのか
といった質問が何度もありました。
そのため今回の記事の趣旨からは逸れますが、転職理由についてもきちんと整理しておくようにしましょう。
転職後ついていけるか不安を持たれやすい
「公務員=仕事が遅い」というイメージを持たれがちです。
また、公務員で必要なスキルと民間企業で必要なスキルは必ずしもイコールではないため、転職後に必要なスキルを持っているか確かめたいという心理も働きます。
私も営業職の面接を受けた際、「公務員だからか話し方にスピード感が感じられなかった」とフィードバックをいただいた経験があります。
そのため、
- 仕事が遅い
- 数字(利潤の追求)に対する意識が弱い
といった公務員の弱点と思われがちな部分をカバーするエピソードを用意しておくと良いかもしれません。
自己PRを考えるときのポイント

それでは実際に自己PRを作成する際、どのような点に気を付けながら作成したらよいのでしょうか?
押さえておくべき点を2つ紹介しますので是非参考としてください。
応募企業にマッチしているか
「この人の能力は自分の会社・業務にマッチしている」と思ってもらえることが大切です。
そのため、応募先企業のホームページや求人票を事前に確認し、求める人物像を把握するようにしましょう。
そのうえで企業が求める人物像に近しい人材であることをアピールできるよう、関連のある長所や強み、経験・スキルを伝えられる文章を作成してみてください。
そうすることで採用担当者に対し入社後に働くイメージをしてもらうことができ、興味・関心を抱いてもらいやすくなるでしょう。
やる気が伝わるか
ただ単に自分のPRをすれば良いというわけではなく、「入社後に能力を生かして活躍してくれそうだ」と思ってもらう必要があります。
企業側もコストをかけて採用しているため、すぐに転職してしまう人ではなく自社で長く活躍・貢献してくれる人を選びたいと思っています。
そのため、入社後の自分の意志・やる気がきちんと伝わるような自己PRを作成しましょう。
よくある失敗例

ここから先はよくある失敗例をお伝えしていきます。
応募企業と関係のないスキルをアピールしてしまう
いくら素晴らしいスキルを持っていても、応募先の企業で不必要なスキルの場合は好印象を抱いてもらいづらいです。
企業や募集ポジションによって求めている人物像は異なりますので、企業のホームページや求人票をよく確認し、求めている人物像に合うスキル・エピソードを用意しましょう。
私は、
- 営業職…新たなイベントを導入し、動員数を既存のイベントより増加させたエピソード
- 事務職…業務改善により残業時間を減少させたエピソード
といったように、応募先の業務に親和性があるエピソードを複数用意し、企業ごとに話すエピソードを変えていました。
具体性がなくイメージがしづらい
「私は協調性があります」、「私は素早く正確に業務を行えます」とだけ言われてもピンとこないですよね。
自己PRを作成する際には具体的なエピソードも添えるようにしましょう。
特に公務員特有の業務に関することの場合、民間企業の採用担当者は業務に馴染みがないためイメージをしづらいです。
一般的な言い回しに変えたり、具体的な数字を入れて初めて話を聞く人でもわかりやすい表現をするようにしましょう。
【大公開】私が転職のときに書いた自己PRをお見せします!

それでは私が転職活動の職務経歴書に記載した自己PRを公開します。
今回公開するものはどの企業にも共通して送っていたもののため、企業ごとの求める人物像に合わせた書き方はしていませんが、どの企業にも共通してアピールできる内容で記載しています。
私の場合は、「周りの人と良い関係築いてを協力しながら仕事を進めていきたい」、「現状に満足せずより良いものを求めて業務改善を行っていきたい」という思いがあったので、以下のように記入しました。
【大公開】私の自己PR例
1.信頼関係の構築
私が仕事を行う上で最も大切にしていることは「信用してもらえる人間」でいることです。常に目の前の相手と向き合い、市民に対してはもちろんのこと、周りの職員に対してもホスピタリティと誠実さをもって接するようにしています。前課から異動の際には、課長をはじめ多くの方に「業務面でも人柄でも信頼していたから部署異動が惜しい」という言葉をいただくことができました。
2.長期的な視点を持った提案力
常に多角的かつ長期的に物事を考えるようにしています。例えば、新型コロナウイルスの流行が本格化する前に、○○で感染者が出た場合を想定したフローチャートを作成し、事前に配布・周知を行いました。このことで、流行が本格化した後も落ち着いて対応を行うことができました。
困ったら転職エージェントに登録しよう

最後に、「自分だけで自己PRを作成するのは難しい…」、「一応作成したけど自信がない」という方にお勧めなのが転職エージェントです。
実際に私も転職エージェントを利用し、キャリアアドバイザーと一緒に自己PRを考えました。
自分では気が付かなかった強みやスキルに気づくことができ、企業ごとの対策もしてもらえたおかげで納得のいく転職ができたと思っています。
無料で利用できますので、まずは相談だけでもしてみることをお勧めします。
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まとめ
今回は公務員から民間企業に転職する際にアピールできる強みを紹介していきました。
普段何気なく行っている業務の中でも、自分の強みとしてアピールできることはたくさんあります。
少しでも不安や迷いがある方は転職エージェントに登録し、プロのキャリアアドバイザーのアドバイスをもらいながら、自分の魅力が伝わるような自己PRを作成していきましょう。
皆さんの転職活動がうまくいくよう応援しています!
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